総合技術監理部門論文(社会環境管理)の書き方

2020年9月21日、技術士(総合技術監理部門)を受験してきた。

この時、何点か変更点があった。

1.他の部門の技術士が見てもわかりやすいように工夫すること

 これは、採点者が不足しているからだろうか。しかし総合技術監理部門は専門知識は求められないため、一般的な文章で書くスキルは必要だ。専門知識に偏りがちな人にはちょうどいい注意事項だ。

2.問題用紙に余白ができた。

 これは、再現論文を起こしたり、骨子を作成する上で十分なスペースが無いというクレームがあったかららしい。A43枚程度の紙が追加されて、再現論文作成には大変ありがたい。

3.問題文も3枚になった。

 上記に伴い、問題用紙も3枚に増えていた。気のせいか読みづらく、全てを読み切るのは困難な気がした。

社会環境管理的な文章の書き方

 環境部門や、工事現場、製造会社などに勤務していない、いわゆる「デスクワーク型」の技術士にとっては、社会環境管理で書くのは困難だ。しかし書けないことも無いので一例を紹介する。

1.社会環境への負荷は発生しないと考えられる。

 本当に何もないときは、この一文でもあれば、5つの管理を理解していると捉えてもらえるだろう。論文のテーマに対し5つ書くのは困難なため、どうしても社会環境管理が使えないときの一文だ。

2.ISO14001/エコアクション21の認証を受ける

 これは総監キーワードですね。中小企業勤務の場合はエコアクション21を書くことが出来るでしょう。会社の経営者の立場となって考えましょう。総監の究極の目的は「組織の存続」です。

3.環境会計の実施、環境報告書への記載

 これも総監キーワードの一つです。何か環境負荷低減施策を行い、それを「見える化」し、環境報告書を通じて国民や他企業へPRする活動をすることで、組織の存続につながります。

4.環境ラベルのついた商品の使用

 1.で何もない、と思った方におすすめ。これも総監キーワードです。エコマークやグリーンマークをはじめとした環境ラベル付きの商品を職場でも使用しているのではないでしょうか?

5.バイオマスプラスチック製品の使用

  「バイオマスプラスチック」は総監キーワードには無いが、「海洋プラスチック問題」がキーワードである。つまり、生物由来のプラスチックを使用することで微生物により分解され、海洋プラスチック問題を組織として解決していく、という考え方だ。2020筆記試験は終わりましたが、口頭試験でも使えるネタなので、是非頭の片隅に入れてほしい。

6.バイオマスエネルギーの使用

 こちらもキーワードには無いが、例えば草刈や伐採木、ふんなどをバイオマスエネルギーとして活用することを 3.の環境報告書などでPRすることで組織の存続を図ることができる。

 以上のように、デスクワーク型でも書けるネタはそれなりにあることを意識しておこう。

技術士には体力も必要。管理人も飲んでます。

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