1-1-30 リスク認知におけるバイアスの種類とその説明である(ア)~(オ)の組合せとして、最も適切なものはどれか。
(ア) 極めてまれにしか起きないが被害規模が巨大な事象に対して、 そのリスクを過大視する傾向のことである。
(イ) ある範囲内であれば、異常な兆候があっても正常なものとみなしてしまう傾向のことである。
(ウ) 経験が豊富であることで、異常な兆候を過小に評価してしまう傾向のことである。
(エ) 経験したことのない事象について、そのリスクを過大若しくは過少に評価してしまい、合理的な判断ができない傾向のことである。
(オ) 異常事態をより明るい側面から見ようとする傾向のことである。
カタストロフィ バージン 正常性 楽観主義 ベテラン
バイアス バイアス バイアス バイアス バイアス
① (ア) (ウ) (イ) (オ) (エ)
② (ウ) (オ) (イ) (エ) (ア)
③ (オ) (ア) (イ) (ウ) (エ)
④ (オ) (ア) (エ) (ウ) (イ)
⑤ (ア) (エ) (イ) (オ) (ウ)
【正解⑤】
【解説】 組み合わせのとおり、解説は省略する。
総監キーワード2021には この他「一貫性バイアス」が存在する。
一貫性バイアス
「ある人物の過去の態度や行動が、現在もほぼ変わらず近い状態であると思い込んでいることを一貫性バイアスと言います。言い換えると、ある人物の態度やスタンスが、将来においても一貫性があり不変だと思ってしまうことです。一貫性バイアスは、自分に対してではなく、他者に対して働く、観察者バイアスの一種です。」(錯視コレクションより)