技術士総合技術監理部門2020択一問題解説 問29

1-1-29リスクコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

①地城社会において一般市民とともに潜在的な問願を掘り起こしてリスクのより適切なマネジメントにつなげていくことは、リスクコミュニケーションの目的の1つである。

②津波防災教育として、想定されている水域への思い込みなどが避難行動の障害とならないように、津波対処への主体的な姿勢を身につけることを促すことは、リスクコミケーションの取組の1つである。

③リスクコミュニケーションは、ステークホルダー間の異なる意見や価値観を一致させ、1つの結論を導き出すことを可能にするための手段と考えられる。

④技術士などの専門家が、難解な専用語を避け、データの意味や不確実性の程度、蓋然性の高いシナリオなどを伝える努力をすることは、リスクコミュニケーションの一環である。

⑤技術士などの専門家が媒介機能を担う場合、特定のステークホルダーの利害によらない科学的な根拠に基づいた独立性のある発信をすることが求められている。

【正解③】

【解説】

① 適切 厚生労働省「リスクコミュニケーション 6ページ」より、この定義は「リスクに関係する人々の間で、食品のリスクに関する情報や意見を相互に交換すること。」である。 (上記は食品であるが、同義である)

② 適切 厚生労働省「リスクコミュニケーション 9~10ページ」より「リスクの認知ギャップ」「思い込み」を除去することは、リスクコミュニケーションの取組の一つである。

③ 不適切 「リスクコミュニケーション 7ページ」より 「実際のリスク」と「人々が感じるリスク(認知リスク)」には差がある ため、 意見や価値観を一致させることではない。実際のリスクとのギャップを埋めることである。

④ 適切 「技術士コンピテンシー」「コミュニケーション」より 業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。

⑤ 適切 「技術士倫理綱領」(真実性の確保)より 技術士は、報告、説明又は発表を、客観的でかつ事実に基づいた情報を用いて行う。

技術士には体力も必要。管理人も飲んでます。

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