技術士総合技術監理部門2020択一問題解説 問26

1-1-26 労働者派遣事業と請負により行われる事業について、その区分や労働安全に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

① 労働者派遣事業と請負により行われる事業とでは、労働者の安全衛生の確保に関して、雇用主、派遣先事業主、注文主が負うべき責任が異なる。

② 元方事業者は、関係請負人に対して労働安全衛生法に基づく必要な指導を行うが、関係請負人の労働者へは指導してはならない。

③ 総括安全衛生管理者の選任に係る事業場の規模を算定するための労働者数に関して、派遣労働者は、派遣先あるいは派遣元のいずれか一方の事業者において算入される。

④ 派遣先事業者は、雇入れ時の安全衛生教育、一般健康診断の実施等の労働安全衛生法上の措置を講じなければならない。

⑤ 派遣元事業者は、派遣労働者が派遣先において一定の危険又は有害な業務に従事するときは、当該派遣労働者に対し、必要な特別教育を行わなければならない。

【正解①】

【解説】 厚生労働省「労働者派遣・請負を適正に行うガイド」より

① 適切 労働者派遣と請負とでは、労働者の安全衛生の確保、労働時間管理に関して、雇用主、派遣先、注文先が負うべき責任が異なっています。(ガイド1ページに記載)

② 不適切 労働安全衛生法第29条では、元請事業者が講ずべき措置として、関係請負人及び関係請負人の労働者が、労働安全衛生法令の規定に違反しないように必要な指導や指示を行うことが同法上の義務として定められています。これらの指導や指示は、安全確保のために必要なものであり、元請事業者から下請事業者の労働者に対して直接行われたとしても、業務の遂行に関する指示等には該当しません。(ガイド14ページ)

③ 不適切 総括安全衛生管理者 (安衛法第10条、安衛則第2条~第3条の2) 選任基準 製造業に属する派遣先は、派遣労働者を含め常時300人以上の労働者を使用する場合には、その事業場の安全衛生を統括管理する「総括安全衛生管理者」を選任し、所轄労働基準監督署長に選任報告を行うことが必要です

④ 不適切 一般健康診断は、派遣元事業者で行う(ガイド19ページ)

⑤ 不適切 有害な業務の安全教育等は、派遣先事業者で行う(ガイド19ページ)

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