1-1-15 ある管理職が、次の(ア)~(オ)のような部下の能力開発について検討を行っている。それぞれの部下が経験する能力開発手法の組合せで、最も適切なものはどれか。
(ア)A君は、仕事のやり方は概ね覚えたが、対人能力を高める必要があることから、当社と契約している教育機関のマンツーマントレーニングに参加させたい。
→ 教育機関=外部機関のため、OFF-JTである。
(イ)B君には、将来海外部門で幹部となってほしいことから、まずは海外支店に異動させ、支店長の指導の下で、語学力向上も目指して海外業務を経験させたい 。
→支店長の指導の下なので、OJTである。
(ウ)C君は、事務処理能力は優れているが、企画能力は十分ではないため企画課に数か月預け、業務を手伝いながら学んでもらいたい。
→企画課での実務を通しての教育のため、OJTである。
(エ)D君は、週に一度職務時間外の英語講座に通いた いと話していた。彼ができるだけ参加できるよう、その曜日の残業は配慮したい。
→D君の意思によるものなので、自己啓発である。
(オ)E君には、問題解決能力を高めるために、ブレインストーミングの社内研修に参加してもらいたい。
→社内研修は、OFF-JTである。
(ア) (イ) (ウ) (エ) (オ)
① OFF-JT O]T OJT 自己啓発 OFF-JT
② OJT 自己啓発 OJT OFF-JT OFF-JT
③ OFF-JT 自己啓発 OFF-JT 自己啓発 OJT
④ OJT OFF-JT OJT OFF-JT OFF-JT
⑤ 自己啓発 OJT OJT OFF-JT 自己啓発
以上より、正解は①である。