1-1-13 ジョブローテーションに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
①長期雇用を前提とする正職員よりも有期雇用の職員に対しての適用性が高い。
→不適切 有期雇用職員は在任期間が比較的短いため、適用性が高いと言えない。
②職員の適性を重視して異動先を決めるシステムであるため、異動先の部署は適材適所の人材を得ることができる。
→不適切 適材適所を発見するシステムであるため、異動してから適材適所がっ決まる流れである。
③特定分野の専門家などの、スペシャリストを育成するために適している。
→不適切 どちらかといえばゼネラリストの育成に適している。
④職務給制度を採用する企業においては導入が容易である。
→不適切 職務給制度とは、従業員の従事する仕事内容に応じて給料などの対価 を決定する制度であり、どちらかといえばジョブ型である。ジョブローテーションはメンバーシップ型が適している。
⑤職員の、組織全体の業務に対する理解促進、環境変化への適応力向上などの効果が期待できる。
→適切 定期的な異動により、業務全体を多角的に見ることができ、環境変化への適応力向上が期待できる。