たまに、「技術士」って資格が出てきますが、「技術士」って何ぞ・・?
について説明します。
技術士法第二条より
この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。
要約すると、
「高度な専門的応用能力を持ち、科学技術に関する計画、研究、設計、分析、試験、評価及びこれらの指導を行う者」 を言います。
1級建築士などと違って、回りくどいですね。
1級建築士の「土木版」ともいうべきでしょうか。いや、土木のスペシャリストは「1級土木施工管理技士」があります。
なお、この技術士、一般部門で20の部門があり、土木の「建設部門」のほか、「機械部門」「電気電子部門」「化学部門」など多岐に渡ります。
そしてこの技術士、数少ない「文部科学省」の国家資格です!!

しかし「技術士」のメリットが最もあるのが「土木職」の「設計業務」において、「管理技術者要件」に「技術士」や「RCCM」が挙げられるというわけです。なので、土木設計コンサルタント業者には、最も人気のある資格で、名刺にも書ける名称独占資格なわけです。(名称独占で、業務独占資格でないのが残念ですが、かつては日本の5大国家資格ともいわれていました)
さて、技術士二次試験(一般部門)ですが、
4月に願書を書き
7月に筆記試験(原稿用紙9枚)
10月末に合格発表
12~1月に口頭試験(20分)
3月に合格発表
という、1年がかりの、すごい試験なのです!!
一筋縄ではいきません。
最近では、「コンピテンシー」という、高度な人材の行動特性を重視した採点方式となっております。古い、昔の技術士の情報は全く役に立ちません。
まずは願書の書き方で、コンピテンシーを学びましょう
興味ある方は、是非下記リンク(ココナラ)でお待ちしております。
技術士二次試験「建設部門」道路 出願面談します そもそも技術士二次試験って何?という方へ。(ココナラ)
